02Sep2024【About All About】日本の隠れた魅力を世界に発信! 1000人を目指すTomodachiプロジェクトの新たな挑戦オールアバウトのオウンドメディア「About All About」 で記事を執筆しました。日本の総合情報を海外向けに多言語で発信するサイト「All About Japan」が運営する在日外国人コミュニティ「Tomodachi」を紹介する記事です。日本の隠れた魅力を掘り起こすことを...
25Oct2022「東の芭蕉 西の鬼貫」と並び称された俳人、上嶋鬼貫。波乱の人生で詠んだ句とは「にょっぽりと秋の空なる富士の山」ほっこり親しみやすい句をたくさん残した上方の俳人、上嶋鬼貫(おにつら)の作品と人生をたどる記事を、和樂webで書きました。関西で暮らしはじめてから、17文字の中に広がる無限の宇宙に心惹かれています。
10Apr2022どうか無事に帰ってきて…!命がけの単身赴任に向かう防人たちの愛と別れ家族が離れて暮らす単身赴任。仕事のためにやむを得ないとはいえ、大切な人に会えない時間は切ないものです。1300年前にも、命がけの単身赴任をしていた男たちがいました。飛鳥〜奈良時代、東国(東海、信濃、関東地方)から北九州へ、国を守るために派遣された兵士「防人(さきもり)」です。兵士...
16Feb2022亡くなる日を歌で予言した!平安のベストセラー歌人、西行のドラマティックな生涯「願はくは花のしたにて春死なむ その如月の望月のころ」願いが叶うなら、春、満開の桜の木の下で、お釈迦様が入滅した2月15日の満月のころに死にたいなあ。そうつぶやいた10数年後、予告した日から1日だけ遅れて、2月16日にあの世へ旅立った歌人、西行。今日はその命日、西行忌です。勅撰和...
13Oct2021単身赴任中の「連れ込み不倫」が『万葉集』に載ってもうた!1200年前のサラリーマン、浮気の「その後」万葉集。きらびやかな恋や愛だけじゃなくて、恥ずかしいことや情けないこともたくさんある、この世のドラマがたくさん詰まっているところが好きです。千年経っても、人の心の揺れは変わらないんだなあ、いとおしいなあと思えて。たとえば単身赴任先で不倫の恋に溺れてしまった真面目な官僚と、和歌でそ...
02Oct2021「あとがき」を書かせていただきました〜中井智彦さん演じる詩人・中原中也の世界ミュージカル俳優、中井智彦さんの舞台「詩人・中原中也の世界~在りし日の歌~」のLIVE DVD&BOOKが、10月22日、中也84回目の命日に発売されます。ご縁をいただき、そのDVDブックの「あとがき(解説)」を担当させていただきました。劇団四季で『美女と野獣』の野獣役、...
13Jul2021上司の夫との三角関係も楽しんじゃう♡平安時代のワーママ「伊勢」に学ぶ、恋と仕事両立術平安時代を代表する女性歌人「伊勢」の記事を書きました。千年以上むかし、平安時代にも、恋と仕事の両立に悩む女性たちがいました。恋に翻弄され悲しい運命を辿る女性も多いなか、高貴な男性たちに次々と愛され、エリート歌人として才能を発揮し続けた伊勢。百人一首に収められた「難波潟(なにはがた...
14Jun2021好きな人に「泊まっていきなさい」と言われたら…?24歳で早世した樋口一葉、生涯ただ一度の恋voicyの「和樂webの一日一ニッポン」で、以前書いた樋口一葉の記事を紹介していただきました😊セバスチャン高木編集長の素敵なお声で朗読してもらっています🎵音声コンテンツって、なかなか文字で読む時間がとれないときも、移動中や家事の合間に音声で楽しめて便利ですよね🎧
25Apr2021本能寺の変、大坂夏の陣。焼けても、割れても復活する奇跡の茶入「つくも茄子」の物語下の写真の茶色い壺、抹茶の粉を入れる「茶入」という陶器なんですが、本能寺の変で一度焼けて、その後、大坂夏の陣でバラバラに壊れているんです。それなのに、なぜ完全なすがたを今にとどめているのか。その謎を解き明かす記事を、和樂webで書きました。この茶入「つくも茄子」、華やかな装飾があ...
13Apr2021モテすぎて狂った運命。24歳で処刑された悲劇のイケメン、大津皇子の恋「モテたい」「人気者になりたい」古今東西、人類共通のテーマです。けれど、モテて人気者になったからと言って、生涯の幸せが約束されるわけではありません。人気者であるがゆえに、嫉妬の対象となり、運命を狂われてしまうこともあるのです。1300年前の飛鳥時代、文武両道のイケメンとして知られ...
26Mar2021初恋の君が忘れられなくて。愛されすぎた后・定子と、愛されたかった后・彰子の生涯初恋の人のこと、覚えていますか?甘ずっぱい恋の記憶が、今でも忘れられないという方もいるかもしれません。千年前の平安時代にも、11歳の時に出会った1人の女性を想い続けた男性がいました。一条天皇。『枕草子』や『源氏物語』が生まれた時代を生きていた帝です。一条帝の後宮には、本来なら一人...
08Feb2021コロナ禍の今、読みたい。ハンセン病の人びとに寄り添い続けた精神科医、神谷美恵子の言葉40年生きていると、「うわあ、これはもう本当にダメかもしれない」と思うような場面も何度かあるわけですが、そんなとき、砂漠のオアシス、嵐の海の浮き輪、新月の夜を照らす灯台のように、必死に手を伸ばし言葉にしがみつくようにして、何度となく助けてもらった本があります。ハンセン病の人びとに...