モテすぎて狂った運命。24歳で処刑された悲劇のイケメン、大津皇子の恋
「モテたい」「人気者になりたい」
古今東西、人類共通のテーマです。
けれど、モテて人気者になったからと言って、生涯の幸せが約束されるわけではありません。人気者であるがゆえに、嫉妬の対象となり、運命を狂われてしまうこともあるのです。
1300年前の飛鳥時代、文武両道のイケメンとして知られるひとりの男性がいました。
大津皇子。天武天皇の息子として生まれた貴公子です。
がっしりした体格で武道にすぐれ、大らかで誰にでも分け隔てなく接する大津皇子は、若い頃から女性たちにモテモテでした。
将来を期待されていた大津皇子ですが、24歳の若さで悲劇の死を遂げることになります。
なぜ、彼は志半ばでこの世を去らなければならなかったのか。日本最古の歌集『万葉集』から、大津皇子の恋と人生の物語をご紹介します。
(和樂webで執筆した記事です)
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