その命の使いどころ～日曜美術館「無言館」のこと

今朝の日曜美術館。 戦争で亡くなった画学生たちが残した作品を所蔵する「無言館」を取り上げていた。 「無言館の扉 語り続ける戦没画学生」 - 日曜美術館 - NHK７００点を超える戦没画学生の遺作を所蔵する『無言館』。館長窪島誠一郎（７８）が収集をはじめたのは、戦争の記憶の風化が叫ばれwww.nhk.jp 重いテーマだなあと思いながら何となく見始めたのだが、修復家の山領まりさんが出てきたところで目が離せなくなった。 戦争が終わってから長い年月が過ぎ、作品の中には、著しく劣化しているものが少なくない。 折り曲げられ、あるいは丸められて保管されていたために絵の具が