コロナ禍の今、読みたい。ハンセン病の人びとに寄り添い続けた精神科医、神谷美恵子の言葉
40年生きていると、「うわあ、これはもう本当にダメかもしれない」と思うような場面も何度かあるわけですが、そんなとき、砂漠のオアシス、嵐の海の浮き輪、新月の夜を照らす灯台のように、必死に手を伸ばし言葉にしがみつくようにして、何度となく助けてもらった本があります。
ハンセン病の人びとに寄り添った精神科医、神谷美恵子が綴った『生きがいについて』という本です。
美恵子がその人生をかけ、「私の生血がほとばしり出すような文字で書きたい」というほどの情熱を込めて綴ったこの本が、コロナ禍の今こそ辛い思いをされている方のところにどうかどうか届いてほしいという祈りを込めて、美恵子の生涯をたどる記事を書きました。
もういっそ私の記事は読み飛ばしてもいいので、今必要とする方が、神谷美恵子の言葉と出会うことができたならば本当にうれしいです。
(でもでも、私なりに全身全霊で書いたので、そしていつもながら懐の深い和樂Webさんが好きに書かせてくださったので、やっぱり記事も読んでもらえるとすごくうれしい…)
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