赤ちゃんの夜泣きに悩んだら
長男が5ヶ月のころ、夜泣きで悩んだ時期に助けられた本をご紹介します。
夜泣き専門保育士・清水悦子さんの「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」。
清水さんによると、赤ちゃんは大人より眠りが浅くて、夜中何度も目がさめるのはふつうなのだそう。
私は息子が泣くたびにおっぱいをあげていたけど、「寝言泣き」というのがあって、そういうときは起こさず見守る方がいいんだそうだ。
たしかに大人だって、寝言を言うたびに起こされたらたまらない。
「まずは、これだけやってみよう!」という項目を読んで、早寝早起きを心がけ生活習慣を見直してみたら、その日からいきなり夜8時にことんと寝るようになった。
きのうまで、深夜0時過ぎまで眠れず何時間も泣きつづけていたのに!
赤ちゃんの体内時計がうまくはたらくように、ちょっと手助けしてやるだけでずいぶん違うのですね。
寝かしつけの習慣を変える方法も、目からうろこが落ちました。
ねんねトレーニングの方法はもちろん役に立ったけど、最後の方に書かれていた、赤ちゃんが泣いたときの考え方にすごく救われたのでご紹介します。
大人がそうであるように、赤ちゃんにも、不安で泣きたい時期がある。
そんなときは無理に泣き止ませようとせず、思う存分泣かせてあげたらいいのだそう。
赤ちゃんは、全身全霊でこの世の終わりみたいに泣き叫ぶから、つい「何とかしなきゃ」ってあせってイライラしてしまうけれど、たしかにその通りだ。
自分に置き換えたらよくわかる。
ただ不安な気持ちを受けとめてほしいだけなのに、次々とおもちゃやおやつを差し出されて、「なんで泣き止まないの!?」って怒られたらすごく悲しい。
赤ちゃんは、言葉で気持ちを表現することはできないけど、よろこびも楽しさも、不安もさびしさも、ちゃんと一人前にそなわっている。
そのことを忘れずに、赤ちゃんをよく見ていれば、たいていのことは間違えないのかもしれない。
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